初めまして。ゆらぎです
私は「身軽に生きる」をモットーに、1Kのアパートで一人暮らしをしています
「身軽に生きる」とは単純に、所有するモノが少ない生活を送っているということ
つまりミニマリストです
このブログは、身軽に生きるために役に立つ情報を発信していきたいという思いから始めました
身軽に生きるとは?
「身軽に生きる」をもう少し深く考えてみましょう
私たちは年を重ねるにつれ、自らの所有物がどんどん増えていきます
家具や家電・趣味に必要な道具・旅先で購入した雑貨、その他にも沢山あるでしょう
そういったモノは生活に彩りを与えてくれます
しかし、沢山あればあるほど良いというわけでもありません
増えすぎたモノは生活に彩りを与えるどころか、逆に悪い影響を与えかねません
- 不衛生:モノを動かすのが面倒で掃除をしなくなる、しにくくなる
- 集中力を削がれる:視界に入るモノが多く、集中力散漫の要因になる
- 空間の狭さ:動ける範囲が狭く生活がしにくくなる
- 余分な家賃が発生:モノを保管するために広い家に住まなければならない
中国の思想家である「孔子」という人物は
「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」という言葉を残しています
やり過ぎることは、やり足りないことと同じという意味ですね
運動でも食事でも睡眠でもみんなそうだよね!バランスが大事!
この言葉は、モノの所有に当てはめることもできます
- 必要なモノが足りないと生活は不便
- 余分なモノがあり過ぎても生活は不便
今の日本はモノが溢れていて、戦後のような「全てが足りない」時代ではありません
いつの間にか増え過ぎたモノは、空間や精神を徐々に圧迫します
それらは自分でも気が付かないうちに、ストレスや不快感の原因になっているのです
「身軽に生きる」とは、生活に不要なモノや余分なモノを持たず
本当に必要なモノだけを残し身も心も軽くする
そういった生き方を意味します
身軽に生きるメリット
余分なモノ・不要なモノを持たない身軽な生活をすると、どのようなメリットがあるのか確認します
掃除がしやすい
モノが少ないのですから、当然掃除は楽になります
掃除は「しなければならない行動」の一つであり、まとめてやろうと思うと時間がかかるもの
なかなかやる気が起きない人もいると思います
その原因は「増え過ぎたモノ」の影響かもしれません
私もかつて汚部屋に住んでいたので、その辺の気持ちは理解できます
モノで溢れかえっていると、そもそも掃除をする意欲が湧かないものです
とりあえず形だけ整えて、「掃除をした気になっているだけ」の時もあるよね
探し物をしなくなる
「あれ、〇〇って持ってなかったっけ?どこいったんだろう」といった
あったかもしれないし、捨てたかもしれない
そうやって探し物を始めてどこにもないと、だんだんと怒りの感情が湧いてきます
「あるはずのモノがない」は、本当に嫌な気分です
探し物を防ぐには自分が所有するモノを減らし、できるだけ奥に収納しない癖をつけること
所在の把握は、消耗品や食材の在庫を管理する上でも重要
「急に足りなくなる」ことや「無駄に多く買う」が減るので、全体管理にはもってこいです
モノの住所を決めるとさらに良いよ!
快適な気分で過ごせる
モノで溢れた空間が好きな人や、汚い部屋が好きな人もいます
そういった人は例外として、、、
「心」と「体」は密接に繋がっています
例えば
・強烈な不安や恐怖を感じている時、体は動こうとしない
・怪我や病気になると、心・気持ちも下がってしまう
物理的な空間の圧迫=精神的な空間の圧迫なのです
つまり空間の広さは、そのまま自分の心の広さに繋がるってこと!
モノを減らして物理的な空間を広げることにより、心にも新鮮な風が行き渡るのです
ですから私は身軽な生活を通して、心に新鮮な風を送り続けています
モノの購入に慎重になる
これは現実問題としてかなり助かっています
かつては衝動買いばかりの生活をしていたために、余計にそう感じるのかもしれません
身軽な生活を始めてからはモノを購入する段階で、「これは本当に所有する価値があるのか?」と強く考えるようになりました
- 手に入れる明確な理由は?
- 値段と価値は見合っているか?
- 耐用年数はどのくらいだろう?
- 手放す際のリセール(売るときの値段)はどのくらいだろう?
- 処分は簡単だろうか?
これらをよく考えた後、「欲しい思い」を一晩じっくり寝かせます
そして翌日、気持ちが下がっていれば購入しません
そうすることで衝動買いを防ぎ、無駄な買い物をせずに済むからです
経験上、衝動買いの失敗率は高いです
その場での欲求は満たせますが、後悔してしまっては本末転倒
「欲望のコントロール」が、身軽な生活を送るコツってことだね!
それでも欲しい気持ちが全く減らないのなら購入します
そうやって手に入れたモノですから、衝動買いしたモノよりも愛着が湧くものです
明確な存在価値を見出して迎え入れたモノは、そのまま自分の体の一部として大切に扱いましょう
人と比べなくなる
かつては人と比べて劣等感を抱いてばかりの人生でした
特に同世代への嫉妬心は激しいものです
「同じ時代に生まれたのに、どうしてこうも違うのか」と、不満を垂れ流すだけの生活は情けないものです
- 熱中できる趣味があって羨ましい→自分には熱中できるものがない
- 給料が高くて羨ましい→自分は給料が低い
- 恋人・子供がいて羨ましい→自分には愛せる人がいない
自分に無いものを欲しがっているだけだね!
身軽な生活を始めた頃から徐々に、嫉妬心や羨ましいといった感情は小さくなっていきました
自分自身を含めて、今自分が持っているモノを大切にしようと思えるようになっていったのです
弱々な自分でも良いのです
今ここに存在していて息をしている自分が、何をおいても一番価値があるのだと感じています
劣等感を感じる理由は簡単で、単に暇だからに他なりません
暇であるのなら目の前の大切な人・モノに向き合い、それに時間を使うべきではないでしょうか
でなければベッドで横になり、心を無にして天井のシミの数を数えていた方がまだマシです
どうせ劣等感を感じるなら、「負けてられないぞ!」という前向きな気持ちに変化させていこう!
必要なモノだけしかないデメリット
好きでこの生活をしているので特にデメリットは感じていないのですが、あえて挙げるとするならば
「心が空っぽにならないように気をつけよう」になります
心と体は密接に繋がっていると説明しましたね
身軽さを目指し、思い出のモノや趣味のモノなども全てしてしまうと
あれ、自分らしさが何にも残ってない、、、?
という状況に陥る場合があります
身軽になりすぎると、心の栄養失調になってしまうということを忘れないでください
本当に大切なモノ・気持ちは絶対に捨てないでください
あなたがあなたであることを忘れないでください
あなたがそこにいるだけで価値があるということを、どうか忘れないでください
まとめ
ミニマリズム・シンプルライフ・断捨離・身軽な生活・持たない暮らし
ここ十数年の内に、これらの言葉を聞く機会がとても増えました
それを求める人が増えたのです
「モノを持つべきか、持たざるべきか」
それを選択できるということが、モノが過剰にあるという証明です
もし「生活に窮屈さを感じている」「余裕がないな」という感覚があるのなら
それは増え過ぎたモノの影響かもしれません
そんな時は一度立ち止まり、「身軽な生活」に意識を向けてみてはいかがでしょうか
増え過ぎた重い荷物を一旦降ろしてみると、見える景色が変わるかもしれないよ!
以上、ゆらぎでした。ご覧いただきありがとうございました。
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